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急ぎ足で走ってきた毎日に終止符を打ち、今はゆっくり景色を眺めて毎日、色々なことを身体全体で感じて、吸収したい! どんなことにもチャレンジして、視野を広げて大きな器で物事の見れる人間になるべく修行中!

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| 2011.03.29 Tuesday | - | - |

平山郁夫氏 死去
15:16

日本の名画の巨匠である平山郁夫氏がお亡くなりになりました。

日本画にはほとんど興味の無かった10代20代でしたが、ここ数年日本画の良さを少しずつ感じ始めて、平山氏の絵画にも心惹かれていた矢先の訃報に、とても残念な気持になりました。

平山氏の絵画には、ぐっと心を鷲掴みにされるような【深み】のようなものを感じ、ある意味で神々しさをも感じました。

ある時期から仏教をテーマとして筆を進めたと言われる平山氏、やはりそのようなテーマが絵画の背景に感じられるのも納得するものがあります。

広島の原爆被爆者でもあった平山氏の心の傷や葛藤から滲み出たものが【深み】となって、私達の胸を揺さぶるのかも知れませんね。


ちなみに、私が好きなのは「月」シリーズ。
「アンコールワットの月」や「月明」なんか良いですね。
「楼蘭の月」も有名ですが、これらに共通しているのがこの青色。
何とも言えない夜の青。
昔、「碧」という詩を書いたことがありますが、そのイメージの「碧」は、正に平山氏のこの青色でした。
この月明りの空の色が何とも言えない気持にさせます。

私は、平山氏の絵画を観ると、落着くとか安らぐとかそういった言葉とは相反する感情が湧出てきます。

胸騒ぎのように、不安になるような、ドーンと心を掴まれるような、叩かれるような、何とも言えない感情です。
でも、「それ」は決して不快なものではなく、忘れていた何かを思い出すときのような、何とも言えない感情です。

これが一体何なのかは、実際私自身にもよく分りません。


ただ、確実に何かを感じさせる絵であることは確かです。


美術とは、絵画とは、
その美術品を見て、鑑賞者が何を感じるか?がテーマであり、必ずしも一般的に名画とされているものが万人にとって名画であるとは限らず、誰も目にもくれないような絵画がある人にとっては心打つ素晴しい名作だったりすることもあるのだと思います。

私が少なからず美術に力を入れていた中・高・短大と8年間通った中で、

美術とは?
美術鑑賞とは?

という大きなテーマについて学んだこと。


それは

「追体験である」

ということ。


追体験とは何か?

要は、画家がある体験をする。
ある感情が芽生える。
それは、素晴らしいものであったり、苦しいものであったり、それは様々であり、その体験を一枚のカンヴァスに残す。
それは抽象的である時もあれば、写真のように克明であったりする。
それらの絵画を我々が観たとき、画家が感じたような感情が芽生えてきたり、まるでその場に立っているかのような錯覚に陥ることが、「追体験」であり、これこそが美術鑑賞なのです。

「○○美術館の、○○は最高だよ。」とか、
「あの絵は○○の〜時代に描かれたものだから、イマイチだよね。」とか変に意見を押しつける方々がいらっしゃいますが、本来、美術は各自が感じるものであり、〜はこうだ!と定義づけられるものではありません。
勿論、作者やその時代の背景を知ることは、よりその美術品を理解したいと望んでいる場合には、有効なエッセンスには成り得ます。
作者の表現したかったことが、彼らが残した手紙や言葉で明らかになっている場合もあるが、古典美術であれば、それも定かではないし、本当に彼らが残したかったメッセージは、真実として誰にも分からないのです。

だから、「絵画の正しい見方」などは存在せず、ただ、感じるままで良いのです。

「アタシ、この絵、何だか好き〜」
これで充分。


私は、蘊蓄を並べて批評し、それを押しつけるような人とは絶対に一緒に美術館へは行きたくないです。
そういう人に限って、絵を感じず、知識と技術だけで「鑑賞」し、ガイドに載っていたような事しか言えません。
そして、美術館ではロープぎりぎりまに立ち、作者の筆致を眺めて絵の全体を見ない人がほとんど。
それで絵が見えるのぉ??と言いたくなります・笑。

でも、まぁ、これも個人の絵画の楽しみ方の自由ですからね。
私も大きい事は言えません・笑。


こんな風に書いていたら、久しぶりに美術館へ行きたくなりました。


皆さんはお気に入りの美術館などはありますか?







| 2009.12.02 Wednesday | 美術 | comments(0) |